●性格
図太くてイタズラが好きな性格。基本的に人間不信で出来ている。初対面の相手と話すのを酷くめんどくさがる。片目さえも開けないで会話する程度の人間不信。いつもどちらかの目は閉じ、開ける片目もどこか眠たげ。必死になると両目がちゃんと開く。
図太いのは余裕のある時だけで、ちょっとのことですぐに動揺する。つつけば崩れる豆腐メンタル。
他人とみなすほとんどの人に対して疑心暗鬼だが、一度認めた相手にはとことんの依存を見せる。とても狭い心の世界で生きているのでどこかしら危うい感じがする。怠惰そうな普段の姿とは逆に、「必死」という言葉がよく似合う生き方をしている。
根がお調子者ですけべぇなため、セクハラを平気で行う。嫌がられても気にしない。むしろ嫌がらせが趣味なところがある。
●経歴
ル・リエにいた頃は、海落としと呼ばれる罰を受け、呪いをかけられ深海の底深くに閉じ込められていた。呪いのために身体を流れる時間がゆるやかで、見た目以上に生きた年数は多い。
もとは陸上で暮らしていた、エスパータイプが集うとある小さな国の戦士だったが、王族の姫と恋に落ちかけおちを約束するも、姫にも協力者だった友人にも裏切られ、失敗する。ショックのあまり姫を手にかけそうになるも、未遂。王族に手を出した罪で海落としとなった。
それ以来、深海の限られた空間で独り生きていた。唯一会える食事を運んでくる人たちも次々と変わっていき最後には無人となり、ただ食事だけが届くようになる。元はお調子者で気さくな性格だったが見る影もない。姫や友人に復讐しようにも、彼らはもういないため宙ぶらりんになった恨みは何処へやることもできないでいる。
●生活
基本的に依存した相手の傍を離れたがらない。ひとりでいる時には、ル・リエは常昼の世界であったにもかかわらず暗い深海で暮らしていたため、色の変わる空をながめているのが好き。
声をかけられればいつもの胡散臭い笑顔のまま応答はするが、友好的ではない。
●戦法
額からでる「夢の煙」をイメージに合わせて具現化し、武器とする。ル・リエでの戦士時代は剣の使い手だったため、主に剣に具現化させることが多い。遠距離相手には防戦一方になるが、近距離戦では本領を発揮できる。
煙を実体化させて相手を締めあげたりもできる。
夢の煙の別用途として、他者のイメージを具現化させて武器にしたり、枕として使用すれば相手に望む夢を見せたりもできる。煙を完全に自分の額から切り離さないままだと、自分も相手のその夢をイメージとして見ることができる。自分は眠っている必要はない。
●召喚士(以下改訂の可能性あり)
召喚直後は突然の事態と久しぶりの他者にうろたえ、挙動不審で全く言うことを聞かない。
召喚士に、故郷の姫あるいは友人の面影を見出す可能性あり。その場合、憎しみや悲しさが先走って召喚士さんと対立するかも。
一番近くで生活する相手になるため、もてあます暇を召喚士さんへのセクハラでつぶすことがよくある。基本は嫌味な感じで嫌がらせばかりするが、ひとたび召喚士を認め、依存するようになるとその嫌がらせにも愛が垣間見えるようになる(※要はすごく楽しそうに嫌がらせしてくる)
優勝すると自分は元の世界に戻されるため、召喚士のためにも優勝させてあげたいが帰りたくないあまりに時折感情が暴走することもある。
|